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読書会「おもしろ本棚」のメンバーが、思い思いに「本」「映画」「モノ」「コト」を素顔で語ります☆

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おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇>
「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
『謝罪代行社』
謝罪代行社(ハヤカワ・ミステリ1850) (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)謝罪代行社(ハヤカワ・ミステリ1850) (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
(2011/08/25)
ゾラン・ドヴェンカー

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あまり読んだことないドイツのミステリ。

かなりマニアックで 陰惨なストーリーなんですが、
予想以上に面白かったですねえ。


 
 
まず、タイトルの「謝罪代行社」とは?

クリスとヴルフの兄弟、タマラ、フラウケの男女4人は、
同じギムナジウムを出たアラサーのニート。

ところが勤務先をリストラされたクリスの発案で
「謝罪代行」をする会社を起こしたら大当り。
ただしクライアントは「個人」ではなく「企業」です。

たとえば濡れ衣を着せられ、退職に追い込まれた元社員のフォローとか、
疚しいアレコレを、代わりに丸く収めてあげるお仕事なんです。
目のつけどころがよかったね、、、と思ってたハズが、

ある日、依頼人の指定した場所に行くと、
そこには壁に釘で打ち付けられた死体が・・
犯人は「代わりに死体に謝ってくれ」といい、
なおかつ死体の処理までやれと脅迫する。

ここからが息をのむ展開になるのです。

過去の記憶、小児性愛、いくつもの殺人が交錯し、
クリスら4人、「ラルス」と名乗る犯人、そして
得体のしれない「わたし」と「おまえ」と名指される人物が
章ごとに入れ替わり、それぞれの視点で話が進んでいく。

「謝罪代行」なんて、どこかコミカルなネーミングとは
ギャップのありすぎるシビアな展開に一気読みしてしまいました。

最後まで情け容赦ない作家のスタンスが、潔いともいえるのは、
ミステリにありがちな、「すべてを知る」神=作家が
成り代わったような主人公が 読者を翻弄するのではなく、

すべてを知るのは読者のみ、登場人物の誰も
全容を知ることはないという結末です。

好き嫌いが分かれる話だと思いますが、
私は 読み応え十分、でした。

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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

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