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読書会「おもしろ本棚」のメンバーが、思い思いに「本」「映画」「モノ」「コト」を素顔で語ります☆

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おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇>
「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
分類すれば恋愛小説なのかな?「空也上人がいた」
空也上人がいた

山田太一さん、19年ぶりの書き下ろし小説。
そもそもシナリオライターの山田さん、
いろいろ読んだつもりになっているけど、
意外に小説は少ないのかも。

「異人たちとの夏」「飛ぶ夢をしばらく見ない」など
夢中で読んだのは、たしかにだいぶ昔のことです。

最近はたまーに「山田太一作品!」と銘打ったドラマを観て、
内容よりもセリフの山田臭がちょっと時代に合わなくなっている印象が強く、
なかなかドラマに入り込めない感じを持っていました。

だから、「そうだよ、小説なら読みたいと思ってたんだよ」
と、この本が出たときにうれしかったことを覚えています。

81歳になる老人を介護する27歳のヘルパー青年、
二人を取り持った46歳のケアマネ女性が主人公。

それぞれの背負い込んでいる罪の意識を
なくしてくれたり、癒してくれたりはしないけれど、
背負い込んだまま、ずっとと一緒に歩んでくれるのが空也上人です。

76歳になった山田さんが、たどり着いた境地なのでしょうか。
「もう願いごともいくらも果たせない齢になり、
あと一つだけ小説を書いておきたかった」と帯にある山田さんの言葉。

あと一つなんて言わないで、もっと書いてほしいなあ。

口から出た念仏の上に阿弥陀様が6人乗っているという
六波羅蜜寺の空也上人像、なんだかすごく不思議。
この小説が出て、拝観者がどっと増えていることでしょう。
だって、ほんとうに観たくなるのですよ、空也上人像が。

空也上人がいた (朝日新聞出版特別書き下ろし作品)空也上人がいた (朝日新聞出版特別書き下ろし作品)
(2011/04/07)
山田太一

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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

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