♪おすすめ Blog

カテゴリ

最新コメント

Link

ブックオフオンライン【PC・携帯共通】

このブログをリンクに追加する

プロフィール

おもしろ本棚

Author:おもしろ本棚
読書会「おもしろ本棚」のメンバーが、思い思いに「本」「映画」「モノ」「コト」を素顔で語ります☆

検索フォーム

月別アーカイブ

QRコード

QR

おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇>
「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
ドイツっぽい不思議な味わいの短編集「犯罪」
犯罪

刑事事件の弁護士であるフェルディナンド・フォン・シーラッハによる
さまざまな犯罪や事件を扱った短編集。
ドイツでは3つも賞を獲得し、大ベストセラーになったそうです。



著者の職業柄、おそらく実際の事件を下敷きにしているのでしょう。
どの短編も犯人や容疑者が魅力的で困ります。

一生愛すると誓った妻を殺めてしまったお医者さまも、
嘘の証言で兄を救おうとするレバノン人移民の青年も、
彫刻「刺を抜く少年」に魅入られてついに壊してしまう博物館員も。

激情にかられたわけではなく、
その人なりのやむをえぬ理由があり、よくよく考えているのに
どこからかその思索が道を逸れて行き、
結局、犯罪に行き着いてしまう過程が
なんだかドイツっぽいのです。

「楽しい」とか「カタルシスがある」本は大好きですが、
そういう風にはちょっと言えない。
「印象深い」としかいいようのない本でした。
そういう本にはたまにしか出会えないから、
貴重な一冊かもしれません。

犯罪犯罪
(2011/06/11)
フェルディナント・フォン・シーラッハ

商品詳細を見る
スポンサーサイト

テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

コメント

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


トラックバック
トラックバック URL
http://marmadays.blog2.fc2.com/tb.php/243-83f7c01f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)