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読書会「おもしろ本棚」のメンバーが、思い思いに「本」「映画」「モノ」「コト」を素顔で語ります☆

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おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇>
「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
『お金の流れが変わった! 』
お金の流れが変わった! (PHP新書)お金の流れが変わった! (PHP新書)
(2010/12/16)
大前 研一

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私はお金が好きだ。
でも、私はお金に好かれていない。

切ない片思いだね。


 
お金が好きな私は、時々お金の本を読みます。

何年も前、ちょっと金融の本を読みかじったとき、初めて
「サブプライム・ローン」というものを知って、
ビンボー人にカネ貸したって返せなくね?
と、大変フシギだったけど、その後リーマン・ショックが起きて、
あ~ホントに無茶苦茶なコトをやってたんだなあと心底驚いたもんだった。

この本は昨年末に出たものだけど、
いよいよギリシャが危ないといわれる今、日本もアブナイけど、
欧米諸国も、中国でさえも、すごく脆い経済的基盤の上に
成り立っているのだということが、素人にもわかりやすく書かれています。

いまの時代、金融市場に国境はなく、
「ホームレス・マネー」と呼ばれる巨額の投機マネーが
短期の利ざや稼ぎのためだけに、ポリシーも何もなく、
どこでも儲かりそうなところにわっと取りついて、一斉に引き上げる。

体力がないのに、うかつに金利の引き上げなどをやってしまうと
アイスランドの二の舞になる。個人が仕掛けた空売りで
イギリスの銀行がツブれ、アジア通貨危機が起こる。

という、今の世界経済の状況が前半で描かれ、後半は
わが国ニッポンがどうすべきか、大前さんご自身の提案というか
見解というか、壮大な夢が、次から次へとエネルギッシュに語られます。

そのフレキシブルな着想と熱い理想に、どんどん引き込まれてしまうんですが、
「いやいや、んなこと言ってヴィーナスフォートもうまくいかなかったし」と
ちょっと冷静に一歩引きつつ、読みすすむうちに、
「原発礼賛」の章に行き当たり、
ああ、これは震災前に出された本であったよ・・・と。

「原発がいかに安全でクリーンであるか」
「首都圏近郊に原発を作るべき」
「湾岸地帯に集中した住宅区域を作るべき」
などなど、今となってはあり得ない数々のご提案を、皮相的に見直してしまうのでした。

震災後、大前さんが福島原発の弱点を、とうとうと語られていた
Youtubeの映像を思い出したりもして。

しかしそれでも、その見識の広さ、幅広いアイデア、
常に常にエネルギッシュな体勢は、やっぱり並大抵の人ではないなと思わせる本でした。

ともかく、
日本国内にこだわって生きてる時代ではない。


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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

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