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読書会「おもしろ本棚」のメンバーが、思い思いに「本」「映画」「モノ」「コト」を素顔で語ります☆

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おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇>
「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
『僕は、そして僕たちはどう生きるか』
僕は、そして僕たちはどう生きるか僕は、そして僕たちはどう生きるか
(2011/04)
梨木 香歩

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なかなか深いタイトルですが、
中学生向けに書かれたものってことで、
図書館だと「ヤングアダルト」に分類されてることも多いようです。


 
 
実をいうとワタクシ、
『西の魔女・・』を読み飛ばしたまま
他の作品をランダムに読んできたのですが、

少し前の『f植物園の巣穴』が、地味ながら
とってもとっても深く感動してしまった作品だったので、
今回も たいそう期待して読み始めました。

主人公は、インテリ家庭でコマシャクレたガキとして育った「コペル」くん。
もちろんあだ名です。日本人です。14歳の中学生です。

しかし、大学教授の母が遠方に赴任し、仲良き父もそっちに行ってしまって、
彼はなんと一人暮らしであります。

コペルくんには染物作家?の叔父とゴールデンレトリバーの愛犬がいて、
物語は、コペルくんの同級生で不登校を続けるユージンの家を
皆で訪れるところから始まります。

ユージンは、だだっ広い原生園のような庭を持つ古い日本家屋に
これまた一人で住んでいて、コペルくんは
そこなら叔父の求める染色材料の
植物があるはずと踏んで、訪ねるのです。

そこにイトコのショーコちゃん、謎の少女、
オーストラリア人のおっさん(関係性は省略)、
という顔ぶれが集まって過ごす、ある一日を描いたお話です。

梨木さんらしくマニアックな動植物が詳細に描かれ、
わずか1日の共同生活で、コペルくんは
集団生活に溶け込めなくなったユージンの真意を理解し、涙する。

そして たまたま出会った人々が、火を囲みながら、
それぞれの境遇から得てきたものを語り合い、
自然を守り抜く大切さ、国家に流されず個人の意思を守り抜く大切さ、
などの深遠なテーマが、思い思いに論じられていきます。

ううむ。

深いといえば深い。
けど、これを本質的に理解できる中学生って、そうはいないよな。

なんというのかなあ、
舞台設定がとても意図的に作り出されている感じがして、
哲学的に語り合うために描かれた演劇を
見ているような気分にさせられたのは、なぜでしょうか。

もちろん上質の小説なんですが、途中ゴシック体で挟まれた
謎の少女の正体も、ちょっと収まりが悪く、

う~ん。

ああ、ここんとこ辛口評が続くなあ。

それでもコペルくんを誰が演じるかといえば、
・・・ちょっと前の神木隆之介クンなら適役でしょうけど。


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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

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