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読書会「おもしろ本棚」のメンバーが、思い思いに「本」「映画」「モノ」「コト」を素顔で語ります☆

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おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇>
「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
生き残るための人間力について考えた「レナの約束」
レナの約束

アウシュビッツを生き抜いたポーランドの農家の娘レナが、
50年以上たって語った体験記です。

修羅場で問われるのは、目標を持つ力、情報を収集分析する力、
そして絶望しない力だなあと考えさせられました。

押し寄せる津波から逃げる力、
たとえ飲み込まれても何かをつかんで浮き上がる力、
なんだかレナのサバイバルと似ています。

アウシュビッツでレナは妹ダンカに約束します。
何があってもあなたを守り抜くと。
その目標が彼女に力を与えます。

少しでも多くのパンを得るにはどうしたらいいか。
ガス室へ送られるのを逃れるにはどうするか。
レナはアンテナを敏感にして、あの手この手でうまく立ち回ります。

しかし、手に入れた食料はぜったいに独り占めしない、
盗みは働かない、など、彼女なりの規範を守り、
決して誇りを失うことはありません。
強くて正しい人間であることを貫きます。

そのレナと強さは人間力
(c山本昌邦アテネオリンピックサッカー代表監督)という
言葉がぴったりだなあと思いました。

悪意と狂気の渦巻くアウシュビッツで、
明るい方だけを見て、希望をなくさなかったレナの話は
私たちに勇気を与えてくれる一冊です。

最初に晩年のレナとダンカの写真があり、
二人が収容所を生きて出て
その後幸せな人生を送ったことを知ったうえで読めるので安心でした。
小説だったら途中でレナが死んじゃうんじゃないかと
どきどきはらはらだったことでしょう。


レナの約束 (中公文庫)レナの約束 (中公文庫)
(2011/02)
レナ・K. ゲリッセン、ヘザー・D. マカダム 他

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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

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