♪おすすめ Blog

カテゴリ

最新コメント

Link

ブックオフオンライン【PC・携帯共通】

このブログをリンクに追加する

プロフィール

おもしろ本棚

Author:おもしろ本棚
読書会「おもしろ本棚」のメンバーが、思い思いに「本」「映画」「モノ」「コト」を素顔で語ります☆

検索フォーム

月別アーカイブ

QRコード

QR

おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇>
「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
『影法師』
影法師影法師
(2010/05/21)
百田 尚樹

商品詳細を見る


おもしろいと評判の、百田尚樹さん、ですが
初めて読んだのがコレです。


最近すっかり時代物が好きになった私なので、
するすると快調に読みました。

片や、下士の出で、非業の死を遂げた父の遺恨を胸に抱え、
貧困に喘ぎながらも、その実直さゆえに破格の出世を遂げた勘一と、

片や、中士の次男坊に生まれるも、学業も剣も他を抜きん出る才に恵まれ、
未来を嘱望されながら、とある事件をきっかけに、奈落の底で没した彦四郎。

竹馬の友であった二人は、正反対の人生を歩んだけれど
実は袂を分かったのではなく、片時も離れることのない友情で
支えられていたのだ。

ってことを、壮年を迎えた勘一が理解していく。

う~ん、できすぎ~、
でも、こういう剣士の深い友情モノって だあい好き♪♪

とか思って、感じ入りながら最後まで読み進んだんですが・・愕然。

これって、
究極の恋愛小説だったんじゃないの??


しかし、そうすると勘一のスタンスというか、
存在意義はどうなるんだべか・・・うむむむ。

奥が深いというか、あれこれ思い悩む小説なのでした。
読んだ人の見解を、一人ひとり聞いてみたい小説です。

真実はどこにあるんだ。

ブックオフオンライン 
スポンサーサイト

テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

コメント

いやー、もうこれは、「彦四郎よ、君はマザーテレサか?」と言いたくなるような、『無償の愛』ですね。あそこまでやるって、どんだけ惚れ込んだらできるのでしょう・・・?
しかも舞台が武士の世界だから、かっこ良さに輪をかける!SAMURAI BANZAI!!
でもきっと、ここまで究極に人の為に生きる事ができた彦四郎は幸せだったんだろうな。
勘一が途中で挫折せず、夢を遂げた事が恩返しですね。

私は、「助けてる事を知らせない足長おじさん」とか、「名前を公表しないで多額の寄付をする人」とかの人類愛イメージでした。
[2012/05/05 15:50] URL | りんりん #- [ 編集 ]

深読み
他の作品を何作か読んで、やっとこの内容を理解した気になりました。

これはやっぱり恋愛小説だと思うの。
彦四郎は勘一の妻を守り抜くために全てを捧げる。
強く心で結ばれた彼女の幸せのために、勘一に「勝ち組」人生を与える。
と考えると、行為の全てに説明がつく。

しかし、となると勘一がコケにされてるじゃん、てのが長らく疑問だったのですが、
「女に裏切られる試練を耐える男としての強さ」を
百田さんは他の作品でも追求していて、マゾヒスティックな美意識が
あるようなので、勘一の人生はなるほどそうか、と後にナットクしたのでした。
[2012/05/05 23:32] URL | ままりん #- [ 編集 ]


トラックバックさせていただきました。
トラックバックお待ちしています。
[2012/07/17 16:29] URL | 藍色 #- [ 編集 ]


コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


トラックバック
トラックバック URL
http://marmadays.blog2.fc2.com/tb.php/159-7d707ce7
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

「影法師」百田尚樹

光があるから影ができるのか。影があるから光が生まれるのか。 ここに、時代小説でなければ、書けない男たちがいる。 父の遺骸を前にして泣く自分に「武士の子なら泣くなっ」と怒
[2012/07/17 16:27] 粋な提案