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読書会「おもしろ本棚」のメンバーが、思い思いに「本」「映画」「モノ」「コト」を素顔で語ります☆

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おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇>
「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
今年の「このミス」ベスト1作品「愛おしい骨」
愛おしい骨

長い長い時間がかかったー。
読み始めたのは11月中旬だったのに、読み終わったのは昨日の夜。
その間、他の本を読んでいたわけでもなく、
ただひたすらに時間がかった本でした。

故郷の田舎町に、陸軍の犯罪捜査部を辞めて帰ってきたオーレン。
20年前に行方不明になった弟の骨が夜ごと玄関前に置かれるという
知らせを受けたからだった。
再会した家族、町の人々、それぞれが抱える事情が
弟の死の謎解きとともに明らかになっていく…というお話。

たしかにベスト1に値する濃厚で芳醇な味わい。

骨が一つずつ帰ってくるという事件の始まりは、
一人ひとりの抱える秘密が少しずつ明らかになり
ピースが埋まって全体像が見えて来るストーリーを
シンボライズしているようです。

でも、なぜ読むのにこんなに時間がかかったのかなあと考えると、
物語自体が先を急がせない、すでに過去の犯罪の話であり、
車がみんな20キロで走るというような
ゆっくりした時間が流れる町が舞台のせいかもしれません。
最後の数十ページは、ややや、な急展開なんですけどね。

ジェットコースター本も楽しいけれど、
こういう、展開はじれったいくらい遅いけど、
静かで、骨太な物語というのが「このミス」1位の理由かなと思いました。

ベスト1に上げている人は意外に少ないのに、
平均点の高さで1位になったのが納得できる小説でした。


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(2010/09/11)
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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

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