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読書会「おもしろ本棚」のメンバーが、思い思いに「本」「映画」「モノ」「コト」を素顔で語ります☆

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おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇>
「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
手に汗握る世界一の料理コンクールの裏側「ファイティング・シェフ」
ファイティング・シェフ

監督:ホセ・ルイス・ロペス・リナレス
出演:ヘスース・アルマグロ、セルジュ・ビエラ ほか
スペイン映画(2008)

2007年1月にフランスのリヨンで行われた「第10回ボキューズ・ドール国際料理コンクール」の
スペインチームを追ったドキュメンタリーです。
ドキドキしたぁ。おもしろかった! 料理映画の傑作です。

スペイン大会で優勝し代表の座を獲得したのは、
若手シェフのヘスースとアシスタントのフェリクス。
過去の大会でいい結果を出せていないスペイン料理界の期待を担って大会に挑みます。

本番前の何度もの試食会の様子、前回優勝者セルジュのアドバイス、
他国の代表シェフのコメントなどを交えながら、
カメラはへスースを中心にしたスペインチームを追いかけます。

試食会のたびに、舌の肥えたプロジェクトメンバーや同僚から、
容赦ない言葉を浴びせられるヘスースとフェリクス。
「魚の味がソースに隠れてる」「塩味が強すぎる」「形が不揃い」
「スペインらしさが足りない」「調理が完璧にできていない」。

意見百出の、「どうしろって言うんだよ!」と怒鳴りたくなりそうな場面でも、
目をくるくるさせながら批判を聞くヘスースの表情がとてもいいのです。
謙虚に耳をかたむけながらも、どこかでこの料理のオリンピック自体を揶揄しているような顔つき。

ここでヘスースがコンクールにのめりこんで、100%真剣な顔つきだったら、
この映画はもっとずっと重苦しいものになっていたでしょう。
すっごくまじめに取り組んでいるものの、
「所詮は料理でしょ」ということをヘスースも映画製作チームも忘れてはいないので、
息苦しくならずに楽しめる映画に仕上がっていました。どきどきはしたけどね。

そこがスペインらしさなんだろうなあと思いました。
日本だったら、ど根性映画になっていそうだもん。

本大会で披露され、高い評価を得た料理はみんな、
「すごーい、綺麗!」とため息がもれました。
最高の食材、最高のシェフ、計算し尽くされた盛りつけの
それこそ努力の結晶だったと思います。

でもね…、最後の場面、ヘスースを労う家族パーティーで
お母さんが、直径1メートルくらいの大鍋に
にんにく、ピーマン、エビ、うさぎ肉などを炒め、お米を投入し、
もうもうと上がる湯気の向こうでかき混ぜていたパエーリャの方が、
ずっとずっと食欲をそそったんだよねー。
あれが、食べたかった!

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