♪おすすめ Blog

カテゴリ

最新コメント

Link

ブックオフオンライン【PC・携帯共通】

このブログをリンクに追加する

プロフィール

おもしろ本棚

Author:おもしろ本棚
読書会「おもしろ本棚」のメンバーが、思い思いに「本」「映画」「モノ」「コト」を素顔で語ります☆

検索フォーム

月別アーカイブ

QRコード

QR

おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇>
「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
『エヴリシング・フロウズ』


立て続けに読んだ津村さん。
3つめは大阪に住む中学3年生のヒロシとその同級生たちとの、清々しくもちょっと切ない思春期小説です。

これも、んもー、めっちゃいい!!!
 
父のいないヒロシくんは、フルタイムで働く母と祖父母と暮らす、フツーの少年。
身長はまだまだ発展途上、成績は中の上あたりだけど数学が壊滅的に弱い。
リーダーシップをとるタイプでも、モテ系でもない。
だけど、母の放任がおのずと彼の自立を助け、甘えのない好もしい少年に育っている。

中学3年生は、子どもの最後の年ともいえる。高校受験は大人の階段への大きな節目。
ヒロシの仲間たちには、それぞれに目指す進路がある。スポーツ推薦で東京に行くヤザワ、中高一貫で6年制の女子校に通いながら校風になじめず外部受験を目指すフルノ。ヒロシ自身、進路だけでもアタマいっぱいなのに、家庭の深刻な問題を抱える同級生に協力したり、暴力的なイジメ事件に立ち向かったりする。

日常と非日常の幅がまだそれほどではない時代、たとえば文化祭が人生の大きなハレだったりする。けれど多感な日々の中で目覚ましく成長していく彼らのピュアネスに、不意に胸を打たれる。時代や環境は違っていても、かつて通り過ぎた時代に懐かしく羨ましい思いを抱きながら一気に読める青春小説でした!

15歳という年齢にしてはヒロシくんがやや老成しているような気もちょっとしたのではありますが、出会いと別れを経て、ラストシーンはやっぱり輝ける未来への一歩を踏み出す希望にあふれていて、心が洗われるような気持ちになりました。

いつか背が伸びたヒロシの姿を見てみたい。



スポンサーサイト

テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

コメント
やっぱり読んでた!
ままりんが読んでいるのを見ながら、
「読んだような気がする」と言ってましたが、
やっぱり読んでた! 
http://marmadays.blog2.fc2.com/blog-date-201410.html

両方読んで、うん、内容を思い出してきました。

しかし、こんなに忘れてしまうって、
なんのために読んでいるのか虚しくなります。
が、だからこそ、ここに感想を書いておくことが大事なことだね。
[2017/07/18 17:01] URL | jefy #a7oJ0Vfo [ 編集 ]


コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


トラックバック
トラックバック URL
http://marmadays.blog2.fc2.com/tb.php/1029-30741189
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)