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読書会「おもしろ本棚」のメンバーが、思い思いに「本」「映画」「モノ」「コト」を素顔で語ります☆

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おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇>
「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
『Wild Horses』


このところ読むものが切れて、何かないかと本棚を漁ってたら、いつかは読もうと思って買い貯めてたペーパーバックが目に入り、今は亡きD.フランシスの1冊を手に取ったのでした。

この際分からない単語のひとつやふたつやみっつは気にしない!てスタンスで読み始めたら、あらあら止まらない。やっぱり原書でもハラドキで一気に読ませてくれました、なフランシス。

これはシッド・ハレーものではなく、ハヤカワでは『告解』というタイトルがついてる作品です。主人公は、若いころ競走馬に乗ってたものの身長が伸びすぎ、早々に進路を変えて今は新進気鋭の映画監督になってる30代のトマス。
競馬場を舞台にハリウッド映画の大作を撮影するんですけど、そのネタ元となったのが、ン十年前に起きた、ある厩務員の妻の変死事件。

撮影が進むにつれ、当時を知る競馬関係者の間に不穏な空気が漂い始め、映画主演の大スターやトマス自身も命をねらわれる事件が相次ぎ、などと何重にも謎が絡み合うのですが、常に沈着冷静、知恵と勇気を備え、無茶はするけど判断を誤らないトマスが正体不明の悪と真っ向から闘っていくのです。

うーむ。フランシスの描く主人公って、こういう正義の味方、知的なスーパーヒーローだったよなあ。
ご都合主義と言われればそれまでなんだけど、やっぱり頭が良くて強くて非のうちどころないヒーローって、それはそれで全幅の信頼をおけて安心して読めるんですよね。居眠り磐音もそうですけどね。

もちろん、面白さのモトはそれがいかにリアルに描けるかってとこなんだけど、そこは自ら騎手として活躍された著者の経験に裏付けされたものがあるわけで。
やっぱりフランシスは面白かったなあ! いつも心地よい興奮を読者に与えてくれる作家でした。

ところで、わたくしフランシス作品は全部読んでたつもりだけど、『告解』のあらすじはすっかり忘れてて、この先どうなるの?て結末が最後まで分からなかったので、ま、いいように考えれば2度楽しめたってコトですね。
でも、18歳の美少女が出てきたときに、あっ確かこの30男のトマスは18歳少女への純愛を貫いてモノにするのだった、てとこだけ記憶が鮮やかによみがえり。なんでそんなとこだけ覚えてんでしょうね。。

余談ながら、このペーパーバックを買ったのはもう20年以上も前のこと。上の写真はAmazonですが、私が持ってる赤い表紙は見当たらず。さすがに劣化が進み、読みながら乾ききった紙がパリパリと薄焼きせんべいのごとく割れていくのには難儀しましたわ。。





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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

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