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読書会「おもしろ本棚」のメンバーが、思い思いに「本」「映画」「モノ」「コト」を素顔で語ります☆

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おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇>
「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
■てんやわんや (ちくま文庫)


面白い(^_^)新聞小説1948-1949。1950年映画化とのこと。解説によると、著者の敗戦小説三部作の一つ(敗戦小説とはあっけらかんと良い命名(^。^))始まりは昭和20年12月、主人公犬飼順吉が戦犯で捕まる噂のあるボス鬼塚玄三から秘密書類を預かり、東京を離れ愛媛県宇和島に身を寄せる舞台設定の・・・「本当に日本は戦争に負けたのですか?」と犬飼に尋ねてくる、端然と悠長な田舎の一年を描いたユーモア小説。これが新聞小説なのが、可笑しく頼もしい。脇役花輪兵子の活躍と秘密書類の中身が印象的♪( ´▽`)
読了日:2月3日 著者:獅子文六

☆ken_sakuraの2017年2月の読書メーター → コチラ
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2840ページ

その他の本は↓
■くノ一忍法帖 山田風太郎忍法帖(5) (講談社文庫)
心が踊る舞台設定。千姫vs徳川家康♪( ´▽`)大坂夏の陣の大坂城落城前日、千姫の合意の下で豊臣家の血を残すため、真田幸村配下のくノ一五人が豊臣秀頼の子種を貰い受けていた。千姫率いる真田くノ一vs徳川家康の命を受けた伊賀忍者による命を賭けたエッチ勝負(^_^)「お祖父さま、恐れながら、お千はお手むかいつかまつります。豊臣家はやぶれました。けれど、わたしはやぶれておりませぬ。これがお千のお祖父さまへの果たし状でございます。」o(`ω´ )o
読了日:2月3日 著者:山田風太郎

■幻燈辻馬車〈上〉―山田風太郎明治小説全集〈3〉 (ちくま文庫)
稗史もの。歴史的に華々しくとも、暗い稗史の夥しい強権の戦前明治時代の東京が舞台。二頭立ての辻馬車(箱馬車)を営む元会津藩士干潟干兵衛(ひがたかんべえ)と幼い孫娘お雛が主人公。お雛に危機が迫ると西南戦争で死んだ父蔵太郎(干兵衛の息子)の幽霊が、父の手に余ると父に呼ばれて死んだ祖母お宵(干兵衛の妻)の幽霊が現れる幽霊モノ。下巻へ(^_^)
読了日:2月11日 著者:山田風太郎

■山田風太郎明治小説全集 (4) 幻燈辻馬車 下 (ちくま文庫)
面白い。さすが山田風太郎ヽ(´▽`)/では、あるけれど、物語は暗く、逆らう者を大っぴらに殺せる権力に敗れて人が死んでいく。権力に抗する自由民権運動も同類の域を出ない。個人において善良であったとしても、日本人が集団になった時に見せる哀しい低止まりの一面を描いた物語と読んだ。加波山事件には錦織先生も干潟干兵衛も名前がないので、干兵衛の幸福なその後を信じたいm(_ _)m後に短編三つ「明治忠臣蔵」「天衣無縫」「絞首刑第一番」。これも暗いお話。
読了日:2月11日 著者:山田風太郎

■晴天の迷いクジラ (新潮文庫)
しみじみ良い本だった。良い作家だな、と思った。山田風太郎賞受賞とのこと。山田風太郎賞を「お前さん、やるじゃない」と、「メシバナ刑事タチバナ」のタチバナさんの決めゼリフで祝福したい、そんな物語♪( ´▽`)長篇。田宮由人、中島野乃花、篠田正子の各人の章と三人がクジラを見に行く最終章の四章構成。誰とも共有のできない一人一人が持つ生きる苦しみを描いた物語、と読んだ。救われることと救われないことの塩梅が良かった。南に行った「桜木紫乃」を思わせる感触(^。^)著者の本は二冊目。他の著書も読みたい。
読了日:2月17日 著者:窪美澄

■妖説太閤記 上 山田風太郎ベストコレクション (角川文庫)
山田風太郎の巨人の星か(^◇^;)女性に嫌われ過ぎて美人好き姫様好き少女好きになった秀吉(飛雄馬)と暗躍する竹中半兵衛(一徹)。市姫が好き過ぎて草履を懐で温めたら、キモいとクビ。信長に、俺の草履は懐で温めるなよ、キモいからと、最初にクギ刺される秀吉が可笑しい。市姫との完璧な断絶を仕込み、京極家の姫様への夜這いをBで潰す賢妻ねね(もう一人の一徹)も楽しい。半兵衛とねねを踏み超えて、秀吉と黒田官兵衛(伴宙太?)の旅はまだ続く。天下は手段、行け行け秀吉、身分の高い美少女を手に入れるまで。下巻へ♪( ´▽`)
読了日:2月24日 著者:山田風太郎

■妖説太閤記 下 山田風太郎ベストコレクション (角川文庫)
通して、とても面白かった\( ˆoˆ )/下巻はとうとう市姫を失い、茶々では心充たされなかった秀吉の後半生。市姫の肘鉄をくらって、「天下も女も手にいれる」と独り言ちた秀吉。上だけ鎧かぶとをつけて、12歳の姫様(前田利家の娘)の処女を奪うのを手始めに、やりたい放題で余計に女性に嫌われる日々。賤ヶ岳の合戦までの抜群の学習能力と陽気に忍ぶ秀吉は市姫と共に死に、その後を天下人にしてやりたい様にやって生きた秀吉を最後に評する家康(山田風太郎)の述懐が良かった。
読了日:2月24日 著者:山田風太郎

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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

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