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読書会「おもしろ本棚」のメンバーが、思い思いに「本」「映画」「モノ」「コト」を素顔で語ります☆

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おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇>
「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
赤軍女兵士の今を描く『夜の谷を行く』。
yorunotani.jpg
桐野夏生 著 文藝春秋

1972年、連合赤軍リンチ事件。
「山岳アジト付近の土中からまた遺体が発見されました」
というニュースをテレビで観ていた記憶があります。
学生運動も連合赤軍事件も、
わたしにとっては一つ上の世代の出来事でした。

どちらかと言うと若松孝二監督の映画
『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』で観た印象の方が強烈です。

そうは言っても昭和の大事件の一つ。
桐野さんの書いた、40年後の女性兵士の今を
読みたいと思い手に取りました。



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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

『紙の動物園』


ケン・リュウさんは注目のSF作家で、中国出身の優秀な青年でアメリカに生活の拠点を置いているらしい。
そういう人によくあることだけれど、いろいろな方向から深い思考をめぐらせるタイプで、才能豊かで、

とにかく良い小説を書く方ですねぇぇ。

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『私の恋人』


この方の本を読むのは初めてです、たぶん。
TwitterのTLだったかで三島由紀夫賞を獲った作品と知り、読んでみたいと思ったのですが、タイトルからは予想もつかない超SFな展開で、最初は戸惑いました。

というのは、

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『エヴリシング・フロウズ』


立て続けに読んだ津村さん。
3つめは大阪に住む中学3年生のヒロシとその同級生たちとの、清々しくもちょっと切ない思春期小説です。

これも、んもー、めっちゃいい!!!
 
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『ポースケ』


そんなわけで、とりあえず図書館に行って津村さんの本を早速探したワケですよ。
たくさん著作があるけれど、あまり体系だったことは考えないで面白そうなものを。
『ポースケ』はタイトルも表紙も可愛い雰囲気で、浮遊霊のじーさんとは距離がありそうなんで読んでみました。

いやあ、これもめっちゃ良かったですっっ!!

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『浮遊霊ブラジル』


津村紀久子さんを読むのは久しぶりだったのです。
ずっと前に読書会の課題本で読んだ『ミュージック・ブレス・ユー!! 』が、上手いけど違和感がある、という印象で、その後は芥川賞の『ポトスライムの舟 』を読んだきり、なんとなく遠ざかっていたのですが、昨年話題になってた短編集を久々に手にしてみたら

すっごく良かった!

穏やかながら、こんなにじわじわ、じ~んとしたお話を書くひとだったとは。
見誤ってました。ゴメンナサイ。

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ベスト出ました!『ポーランドのボクサー』。
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エドゥアルド・・ハルフォン 著 白水社Exlibris

昨年出版された本ですが、わたし的今年上半期のベスト!

昨年大絶賛を集めた『すべての見えない光』と一緒に
「日本翻訳大賞」を受賞した、
グアテマラ出身ユダヤ系作家の短編集です。

3つの原書に収載された12編を、日本での出版のために、
作者自身が順番を決めたオリジナルリミックス版。
確かに、時間も場所も登場人物も複雑に絡み合っていて、
コルタサルの『石蹴り遊び』(読んでないけど)みたいに
順番を変えて読み直してもおもしろそう。

作者と同じ名前、同じ境遇の「私」が語る
オートフィクションという手法が取られています。


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佐藤亜紀『スウィングしなけりゃ意味がない』(角川書店、2017年)


第二次世界大戦では、枢軸国側として日本と同じように連合国からボコボコにされたドイツ。その戦時下のドイツで暮らすゆるい不良たちの青春を、翻訳ものかと思わせる文体で描く。

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池澤夏樹『キトラ・ボックス』(角川書店、2017年)


映画の惹句風に言うならば、「『アトミック・ボックス』の三人が挑む、日本古代史の謎と、現代中国の謀略!」みたいになるのだろうか。しかし残念ながら、ポリティカル・フィクションとしても冒険小説としても出色のできだった前作『アトミック・ボックス』に比べてしまうと、「軽さ」を感じてしまうのはぼくだけではないだろう。

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■ダイナー (ポプラ文庫)


美味そうで面白い(^_^)菊千代が好き。あとがきの著者が志す「(読者を)殺しにかかる」心意気は感じた。殺し屋のための会員制定食屋(ハンバーガー屋)が舞台。ヘマをして、運良く使い捨てウェイトレスとして買われた主人公オオバカナコの、客に気に入られなくて殺されるか、客に気に入られて殺されるか、の物語。狭い舞台と沢山の登場人物を上手に捌いて、食べたことのない贅沢な料理が美味そうに思えて、面白かった。ラストがカッコ良く、私は物語の外でのハッピーエンドを思い浮かべました(^。^)なかなかな犬小説。著者の本は初めて。
読了日:06月29日 著者:平山 夢明

☆ken_sakuraの2017年6月の読書メーター → コチラ
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:2519ページ

その他の本は↓

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