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Author:おもしろ本棚
読書会「おもしろ本棚」のメンバーが、思い思いに「本」「映画」「モノ」「コト」を素顔で語ります☆

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おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇>
「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
『人間仮免中』
人間仮免中人間仮免中
(2012/05/18)
卯月 妙子

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統合失調症で自殺未遂を繰り返す、元AV女優・漫画家の
実体験をもとにしたコミックエッセイと聞いて、
かなりキツイ内容とは予想していたのですが、
1ページめから、あちゃーと思いつつ読んでるうちに

泣かしてもらいました。
年の終わりに ぼろぼろ泣けた1冊になりました。

大晦日だけど書くぞー、長いぞー。 
 
 

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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

キネマ旬報編集部編 『東宝青春映画のきらめき』
東宝青春映画のきらめき東宝青春映画のきらめき
(2012/10/17)
キネマ旬報社

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1960年代後半、日本中に吹き荒れた変革の嵐は、それまで安穏としていた映画界にも及ぶようになりました。
5社協定にあぐらをかき、昔ながらの作品を作り続けていた会社側に「ノン」をたたきつける、若い監督が続々と現われてきたのです。そして、その潮流は、もっとも保守的であるように思われた東宝映画にも及んだのでした。

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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

『三重県の歴史』
三重県の歴史 (県史)三重県の歴史 (県史)
(2000/07)
稲本 紀昭、勝山 清次 他

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世界史・日本史の山川、の本です。

『本にだって雄と雌があります』を読んだのもきっかけの一つでしたが、
さいきんワタクシはNHKの「ファミリーヒストリー」って番組に
けっこうハマっていて、なんとなく自分のルーツを
知りたい知りたい知りたい・・! という欲求に囚われ始めたのです。
 

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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

『火山のふもとで』
火山のふもとで火山のふもとで
(2012/09/28)
松家 仁之

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この本を読む前日、私は友人と、ひと気のない軽井沢のホテルに滞在し、暖炉の横で
昔の古い写真集をじっくりと眺めたりしたあと、東京に戻ってきて、図書館から届い
たばかりの本書を手に取った。
物語の舞台はホテルからそのまま道路を北上した先、かつての軽便鉄道の駅も目の前
というロケーションだったこともあり、この巡り合わせには驚くばかりだった。

松家仁之(まさし)の 『火山のふもとで』 。
54歳の作家のデビュー作だという。
 
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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

『夫婦善哉 』
夫婦善哉 (新潮文庫)夫婦善哉 (新潮文庫)
(1974/03)
織田 作之助

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今どき織田作?今こそ織田作!

表題作の「夫婦善哉」は、柳のように頼りなく、生活力もなければ女にもだらしない"柳"吉と、
芸事の世界を皮切りに様々な職業をひらひらと舞いながら必死で生活を支える"蝶"子の不思議な絆が、
関西弁の口調に乗って流れるように浮かび上がる。
ここまでダメでも見捨てられない柳吉には正直嫉妬を覚えるが…。
ラストの夫婦善哉のエピソードもしんみりとさせつつも、作品全体をキュッと締める良い終わり方になっている。

また、併録の他の短編も佳品が多い。「六白金星」「アド・バルーン」「競馬」など、
どこか欠点を持ち不器用にしか生きられない男の、社会の下層を流れ流れて生きている
日々の哀歓(哀の方にかなり比重を置いているが)をこまめに掬い取って味がある。
また、地の文も何かの描写や説明に留まらず、一つの語りとして自立している印象。

「競馬」では井原西鶴に触れているが、この西鶴という上方の偉大なる戯作者の後継という自意識は
織田作自身にもあったと思う。
現代社会で折に触れて押し付けられる上昇志向・成長志向に疲れ気味の方には一片の救いになるかも。
戯作の復権のためにも、今こそ織田作!

☆月人壮士ブクレコ → こちら

★『夫婦善哉』は、読書会「おもしろ本棚」の11月課題本です。
  例会レポは → おも本公式ブログへ。
 

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正月本に最適「クラウドクラスターを愛する方法」。
クラウドクラスターを愛する方法クラウドクラスターを愛する方法
(2012/10/19)
窪 美澄

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窪美澄の3冊目の単行本は
大晦日から1月3日までを描いた表題作と短編1篇。

12歳のとき、家を出ていった母親と、
長い間の音信不通を経て再会した紗登子ですが、
29歳になった今でも、
心のどこかが12歳のまんまだと感じています。

誰かと踏み込んだ関係を築くのが怖い紗登子。
結婚を切り出そうとする同棲相手の向井くんと、
大晦日にけんかをしてしまいます。
向井くんが部屋を飛び出して行き
一人でお正月を迎えることに。

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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

複雑な気持ち、「評伝 ナンシー関 『心に一人のナンシーを』」。
評伝 ナンシー関 「心に一人のナンシーを」評伝 ナンシー関 「心に一人のナンシーを」
(2012/06/07)
横田 増生

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ナンシー関の突然の訃報にびっくりしてから早10年。

若いときの10年と違って、
「たった10年」「10年なんてついこの間」という気もするけど、
ナンシーが生きていたら50歳になるんだ、と思うと
やっぱり10年という歳月は長い。
そして、ナンシーのコラムを読めない10年、
と考えると、ほんっとに長い。


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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

『路』
路(ルウ)路(ルウ)
(2012/11/21)
吉田 修一

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この前読んだ『太陽は動かない』 (あら、これもマイベストと書いとるなー)は
ベトナム、香港を舞台としてましたが、本作は台湾。

1990年代に台湾に新幹線が導入された事実を背景にした、
さまざまな世代の日本人と台湾人との交流を描いた感動的な作品です。
  
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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

『何者』
何者何者
(2012/11/30)
朝井 リョウ

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朝井リョウさん、私が読むのは3作目ですが、
高校生を描き、映画もヒットしたデビュー作の『桐島、部活やめるってよ』
都会の大学生活を描いた『もういちど生まれる』
そして就活を描いた今作と、いずれも数人の男女に視点をあてた小説は、

朝井さんという青年の成長記でもある気がして
ちょっと保護者的目線で読んでるところもあるんですが、
これはまた、心をずきっと突かれる作品でした。
  

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半ばファンタジーとして読む「るり姉」。
るり姉 (双葉文庫)るり姉 (双葉文庫)
(2012/10/11)
椰月 美智子

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初め読む椰月美智子作品。
もともとは児童文学系出身という、
現在活躍中の女性作家に多いパターンの人
ということしか知りませんでした。

3人の娘を女手一つで育てているけい子。
その娘さつき、みやこ、みのりが。
大好きなけい子の妹「るり姉」について語ります。
るり姉の夫の開人の章も含めて全部で5章。
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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学