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読書会「おもしろ本棚」のメンバーが、思い思いに「本」「映画」「モノ」「コト」を素顔で語ります☆

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おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇>
「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
内容も装丁もタイトルもよし 東山彰良 「僕が殺した人と僕を殺した人
513,200

東山彰良の直木賞受賞作「流」は読書会で課題本にとりあげ、好評でした。
これは今年の新刊です。

現代の少年連続殺人事件から始まり、1980年代、台北での少年時代を回想していく
…というスタイルは「流」と同じです。
少年時代のパートは、時代も場所も、ほぼ同じ。
「流」で起きた事件が語られたり、同じ人物が出てきたりします。
が、これはまったく別の話。
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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

みなもと太郎『マンガの歴史』1(岩崎書店、2017年)


みなもと太郎って、知ってますかぁ? 

ぼくぐらいの男性ならば、1970年に『週刊少年マガジン』に連載された『ホモホモ7(セブン)』を思い出す人もいるんじゃないでしょうか。長期連載の大河マンガ『風雲児たち』の評価も高いですよね。こうしたマンガ家としての実績もそうですが、最近はマンガ研究家としても活躍中のみなもと太郎。同じように二足のわらじを履いている人に夏目房之介がいますが、夏目さんがアカデミックなテイストであるのに対し、みなもと太郎はもっとカジュアルな感じ。無理にさがせば、いしかわじゅんに近い存在かも知れません。

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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

■鷲は舞い降りた (ハヤカワ文庫NV)


ロマンだヽ(´▽`)/第二次世界大戦、ドイツにあってソ連戦敗退、アメリカ参戦前。あの男の思い付きでチャーチル誘拐の可能性を検討をしたら・・・。神様は二日酔いの朝に世界を作った♪( ´▽`)最高にいい男達が集う、成功しても戦争の勝敗に関係の無いチャーチル誘拐作戦。シュタイナの漢気、デヴリンの機知と稚気。不美人の描写を鎧袖一触、最高にいい女モリイ・プライアの魅力。名作と呼ばれる貫目に身を任せた。シュタイナによるラストに静かに納得。あの二人の後日談が付いているのは嬉しい。薦めてくれたおもしろ本棚の先生先輩に感謝
読了日:09月22日 著者:ジャック ヒギンズ

☆ken_sakuraの2017年8月の読書メーター → コチラ
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:3638ページ

その他の本は↓

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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

見たくないものに向き合う『 i 』。
i.jpg
西 加奈子 著 ポプラ社


大好きな西加奈子作品。
でも、この本の読後感は重たくて、重たくて
ちょっと気が滅入っています。

わかっていたけど、見たくなくて、目を背けていたものを
「ちゃんと見なくちゃ、知っておかなくちゃ」と突きつけられるからです。

主人公のアイは、裕福な米国人の父と日本人の母の元にもらわれた
シリア人の女の子。
「選ばれたのは、なぜ自分なのか」という疑問が常に頭を離れず
「自分だけがぬくぬく生きている」という後ろめたさに苛まれています。


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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

静かにひたひたとしみてくる『五月の雪』。
SnowinMay.jpg
クセニア・メルニク 著 小川高義 訳 新潮クレストブックス


しみじみとしたいい時間を過ごせた、
あ〜読めて幸せだったとページを閉じました。

別れや失望や不自由なことがたくさん出てくる
厳しい現実に追いかけられる短編ばかりで、
それでも、なぜか心が温まったような印象が残るのです。

15歳までをかつて一番過酷だと言われた強制収容所のあった
シベリアのマガダンという港町で育ち、
アラスカに移住したという作者の
小さな事件のすくい上げ方がうまいせいでしょうか。

1900年台後半のソ連から2012年のカリフォルニアまで
ロシアとロシアからアメリカに移民した人々の
人生に起きたさまざまな事件を取り上げ、
一つの物語の登場人物が他の物語の人物につながっていく
ゆるやかな連作短編集です。


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