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読書会「おもしろ本棚」のメンバーが、思い思いに「本」「映画」「モノ」「コト」を素顔で語ります☆

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おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇>
「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
■天国への階段  (幻冬舎文庫)
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〈上〉
すごく面白いo(^o^)o一体どんな人が書いたの?と思わず著者の来し方をググってしまう物語の感触がとても嬉しい(^。^)物語は濃厚。復讐劇として進行。漂うのは過去と後悔。主人公は柏木圭一45歳。ヒロインは江成亜木子、同年。26年前に道を違えた二人。柏木は亜木子への憎悪を秘め、亜木子は柏木を遠く想う。登場人物は多数。登場人物それぞれに過去が感じられ、それぞれに想いが感じられて、とても味がある(^_^)誤ったと思う過去と人はどう向き合って生きるのか。柏木と亜木子の、今は別々に歩むそれぞれの天国への階段。中巻へ

〈中〉
私が天国にいる気分(≧∇≦)柏木圭一と江成亜木子の別離から一年後に生まれたもう一つの因縁、柏木圭一と及川広美。本橋一馬の父、元強盗殺人犯及川。25年前に及川が犯した強盗殺人を扱った刑事桑田規夫。その事件を自身の因縁と感じる桑田が及川広美殺害事件を機に柏木と及川の間に迫る。既に病魔に冒されてもいた及川が息子一馬に遺した遺書。亜木子が娘未央に語る26年前の柏木の父の死。過去、後悔、因縁。柏木も亜木子もめちゃくちゃで、とばっちりの本橋一馬と江成未央。ま、いいや。それぞれが別々に、一人で歩む天国への階段。下巻へ

〈下〉
私が天国にいる気分(≧∇≦)題名はレッドツェッペリンの天国への階段。下巻は様相一転、印象は変わらず。誤ったと思う過去と人はどう向き合って生きるのか。柏木圭一と江成亜木子、26年前に道を違えた二人が共に歩むことを願う二人の天国への階段。刑事桑田規夫、本橋一馬、江成未央、及川広美、児玉、中条、街金の片岡、桑田の相棒清水、水原一課長、織江、未央の親友霧子。時に移ろい時に相食む、人それぞれの幸福の青い鳥の物語のように読んだ。終章で少し泣いた。エピローグは無しも有り、少し書き過ぎだと感じた。おもしろ本棚の先生に感謝
読了日:07月20日 著者:白川 道

☆ken_sakuraの2018年7月の読書メーター → コチラ
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:2106ページ

その他の本は↓

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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

ヒリヒリした『美しい顔』。
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北条 裕子 著 講談社(「群像」2018/6 )

読みました、盗用問題で話題となった芥川賞候補作。
こういう表現になってしまって、
作者と版元の方には申し訳ないんだけど、
たぶん、あ、あれね!と一番ピンときてもらえる言い方かと。

芥川賞選評側は「問題なし」という見解を出したうえで
芥川賞には選ばなかった作品です。

3.11の被災地が舞台で、高校生の女の子の目を通して
震災に遭遇し、小さな弟の手を引いて避難し、
避難所ではマスコミの取材にあい、
看護師の母親の遺体を確認し、
沼津のおばさんの家に引き取られるまでが描かれます。


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希望の物語だと思う『天流院亜希子の日記』。
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安壇 美緒 著 集英社


過去には山本幸久や朝井リョウを輩出した
新人作家の登竜門の一つである小説すばる新人賞を
昨年獲得した話題作です。

主人公はちょっとブラックな人材派遣会社に勤める田町譲・27歳。
職場のギスギスした雰囲気に気を使い、
派遣先企業と派遣社員それぞれの身勝手な事情に振り回され、
遠距離恋愛の恋人には電話で泣かれる日々。

そんな中でふと見つけたのが、小学校時代の同級生
天流院亜希子のブログでした。


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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

RPGの世界だった『運命の騎士』。
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ローズマリー・サトクリフ 著 猪熊葉子 訳 
岩波少年文庫



初めてのサトクリフ。ヤングアダルト小説の世界の有名人らしいです。
お友達(勝手にそう思っている)のツイートをきっかけに、
久しぶりに物語物語した世界にどっぷり浸かりたい
と思って手に取りました。

舞台は11世紀のイギリス。
ノルマン人によるイギリス侵攻、征服を背景に
サクソン人の母とブリタニー人の父を持つ
孤児の犬飼いランダルが数奇な運命を辿りながら
温かい心に触れたり、身分を超えた友情を育んだり
激しい憎しみに身を焦がしたり
土地と人々への慈しみに目覚めたりして成長していく物語です。


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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

死んでも残るものがある『さざなみのよる』。
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木皿 泉 著 河出書房新社

TVドラマ『富士ファミリー』のスピンオフ小説と聞いて、
ドラマをちゃんと観てなかったわたしでも大丈夫かなと思いながら手に取りました。

何しろ、審美眼ならぬ審本眼で一目も二目も置いている
友人MMさんの絶賛作品だし。

そしたら、全然大丈夫。小説作品として完成しています。
ただ、主人公ナスミは小泉今日子イメージで読んじゃったけど。


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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学